PCの修理に関しての講義があったのでメモ。 先に書いた記事で、マシンやネットワークの管理をしている組織があるという話をしました。 マシンの管理といえど、マザーボード上の異変までは流石に検知できない状態ではあります。 そんな「マザーボードのエラー専門」の先生なんて居ない事も含め、「修理するためのマシンがないと講義もできない」事も、知識不足となる原因ではあります。 今回は良い機会に恵まれたので、特別詳しい先生をお呼びして講義をしていただきました。 上の画像は、その時の説明に使われた図です。 赤線に囲まれている領域が、最低限の状態で起動する場合。 その時に起動出来なかったら、マザーボードの何らかのエラーである可能性が高いと言えます。 今回講義に使用したマシンは、LANケーブルを接続するとフリーズしてしまうという問題がありました。 ですので、起動したマシンにLANケーブルを挿してみます。 すると、BIOS画面でもフリーズするマシンがちらほら。 マザーボードを覗くと、コンデンサが少し膨らんでいるのが目視できました。 この事より「コンデンサの不良・破損による暴走」が、LANケーブル接続時フリーズの原因であることがわかりました。 こういった現象は、実際に知っている人に聞かないと分からないですし、調べようの無い事じゃないかと思います。 ネットワークがより活発化してるこの時代なのにと思うかも知れませんが、マザーボードが原因だと予想は付いても検証できないのが現実でした。 このような講義はこれからも多数していきたいなと思います。
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