追記:「続きを読む」処理をしました。
前回はIIS7.0について書いたので、今回はAN HTTPD Server(以下HTTPD)です。
こちらは、去年度の学校の課題でFlexとPHPを触る時に必要だったので、すでに使用済です。
使用するレベルにもよると思いますが動作はしています。
前回はこちら。
ほるめすメモ帳inBlogger: VistaでPHP - IIS7.0
公式のページはこちらです。
AN HTTPD Home Page
なお、使用しているバージョンは最新の「1.42p」です。
PHPはもうインストール済のテイで進めます。
以下、スクリーンショット付設定手順です。
▼続きを読む/たたむ
◆設定方法
まずは上記リンクから本体をダウンロードしてきます。
「.zip」「.exe」どちらでも構いません。
今回は分かりやすいように、「C:」直下に「httpd」ディレクトリを作り、その中に解凍しました。
本体を解凍すると、「httpd.exe」があるので起動します。
すると、一瞬ウィンドウが出たと思ったらすぐに消えます。
起動した後にタスクトレイに収納されたので、タスクバー右にある「黄色いアイコン」をクリックするとウィンドウが表示されます。
僕の環境では、「ドキュメントルート」に「C:\inetpub\wwwroot\php」とありますが、通常はHTTPDを解凍した場所(今回は「C:\httpd」)となっていると思います。
これらを設定していきます。
HTTPDのウィンドウを開いている状態で、「オプション」から「一般」で設定を開きます。
開くと上部にタブがたくさんありますが、今回編集するのは「一般」、「表示/インデックス」の2つになります。
「エイリアス」タブに関しては、使用上設定が必要になるかもしれませんが、今回は無しです。
まずは「一般」タブから。
チェックする点は上画像の通り。
「HTTPサーバ機能」は当然必要ですし、「ドキュメントルート」はPHPを置いているディレクトを参照していないといけません。
今回は、前回に使用した場所「C:\inetpub\wwwroot\php」を使い回しています。
ポートですが、HTTPは基本的には80番になっています。変更することもできますが、例えば8080番に変更した場合は「http://127.0.0.1:8080/」のようにポートを指定して開くことになります。
「デフォルトインデックス」では、ディレクトリを指定して開いた時に基本となるファイル名です。ここでは「index.html」になっていますが、これも自由に変更可能です。
「CGIを実行する」にチェックが入っていないと、PHPは実行されずにダウンロードになってしまうので、チェックを入れて下さい。
その下のリストにPHPを実行出来るように設定します。
「拡張子」に「.php」がある場合は選択して「編集」、無い場合には「追加」を選択します。
「実行プログラム」ダイアログが表示されるので、まずは「実行する」にチェックが入っていることを確認して下さい。
続いて、以下のように入力します。
・拡張子
.php
・実行プログラム
インストールしたPHPの「php-cgi.exe」
そして、「一般パスでも実行する」にチェックを付け「OK」。
ここまでが「一般」タブの設定です。
続いて、「表示/インデックス」タブです。
ここでは、ファイルの一覧を表示する設定をします。
といっても、することは1つで「インデックスリスト(ディレクトリリスト)を表示」のチェックを入れるだけです。
以上で基本的な設定は終わっているはずなので、実際にPHPを開いてみます。
上で何度か書いているとおり、IIS7.0では「http://localhost/」でしたが、HTTPDの場合は「http://127.0.0.1/」となります。
テスト用のPHPは前回と同様の「phpinfo.php」を使用するので、「http://127.0.0.1/pfpinfo.php」で表示されたらセッティングは完了です。
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