◆設定方法
ちなみに以下を参照しました。
記事内英語版のVistaですが、ほぼ違いはありません。
IIS7 で PHP を使う方法 ~ FastCGI - IIS/Windows サーバー徹底解説
まずはIIS7.0のセットアップです。
通常インストールした際にはIISはセットアップされてない状態なので、使えるようにします。
「コントロールパネル」の「プログラムと機能」から、左タスク「Windows の機能の有効化または無効化」を選択して「Windows の機能」を表示します。
「Internet Informention Services」→「World Wide Web サービス」→「アプリケーション開発機能」と開き、その中「CGI」にチェックを付けて「OK」を選択します。
その他の機能については、必要と思ったものをチェックして下さい。
処理が終了したら、続いて「インターネット インフォーメーション サービス(IIS) マネージャー」を開きます。
デスクトップ「スタート」→「すべてのプログラム」の中の「管理ツール」内にショートカットがあります。
左メニュー「接続」の「PC名」→「サイト」→「Default Web Site」を選択すると、中央に機能一覧が表示されます。
今回はこの中の「ディレクトリの参照」と「ハンドラ マッピング」を編集します。
先に「ハンドラ マッピング」から。
「ハンドラ マッピング」を選択し、右メニュー「操作」内の「モジュールマップの追加」を選択します。
「モジュールマップの追加」ダイアログが表示されるので、
・要求パス
*.php
・モジュール
FastCgiModule
・実行可能ファイル
インストールしたPHPの「php-cgi.exe」
・名前
自分のわかりやすい名前
を入力し、「要求の制限」を選択。
「要求の制限」ダイアログが表示されるので、「アクセス」タブ内のラジオボタンで「実行」を選択して「OK」。
「モジュールアップの追加」ダイアログに戻り、「OK」。
「モジュールアップの追加」に関しての注意が出るので、よく読み「はい」。
これで追加したものが中央一覧に表示され「有効」となりますが、このままではPHPを「実行」できないので、右メニュー「操作」内の「機能のアクセス許可の編集」を選択します。
「機能のアクセス許可の編集」ダイアログが表示されるので、チェックが外れている「実行」にチェックを付け「OK」。
これでPHPを「実行」することが出来るようになりました。
さて、この段階で、PHPファイルへ直接アドレス指定で飛べば実行は出来ますが、ディレクトリ内を表示しようとするとエラーを出されてファイルの一覧が表示出来ません。
なのでその設定をします。
機能一覧まで戻り、「ディレクトリの参照」を選択。
右メニュー「操作」内で「ディレクトリの参照は無効にされています。」と表示されているので、その下「有効にする」を選択して有効にします。
これで、ディレクトリ内のファイルをブラウザ上で一覧として表示出来るようになりました。
あとは、PHPを実行するだけです。
「Default Web Site」では、初期HTTPルートが「C:\inetpub\wwwroot」になっています。僕の場合はその直下に「php」フォルダを作り、「phpinfo.php」を作成したので、パスは「http://localhost/php/phpinfo.php」となります。
「phpinfo.php」
<?php
phpinfo();
?>
そして、「phpinfo.php」を実行して、以下の通り表示されれば完了です。
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